第1条 目的

本細則はG Suite for BBTU（旧 Google Apps for BBTU）（以下、本システム）の安全かつ適切な管理と利用を行う事を目的に定める。

第2条 利用目的

本システムの利用目的は以下の通りとする。

1. ビジネス・ブレークスルー大学（以下、本学）における教育・研究とその支援業務
2. 学生においては在学中における学習や学生生活に必要とする情報交換・収集
3. 卒業生においては本学との連絡、他の卒業生との連絡、卒業後の学習・研究活動

遵守規則ならびに禁止事項

1. 本システムの利用にあたり本細則や学内各規則・規程（学則、ビジネス・ブレークスルー大学システム利用倫理規則、ハラスメント防止に関する規程等）の他、次の規程や契約の各条を遵守しなければならない。
   G Suite for Education 契約
   https://gsuite.google.com/intl/ja/terms/education_terms.html
2. 以下に定める禁止事項又はそれに該当する行為を行ってはならないものとする。
   (1) 機密情報を、本システムにアップロードする行為
   (2) 機密情報を、本システムにおいて学外の不特定多数の者に公開する行為
   (3) (1)(2)について、以下の場合においてはこの限りではない
   　(ア) 暗号化等による適切なセキュリティ対策を施している場合
   　(イ) 個人情報の公開について本人に同意を得ている場合
   (4) 知的財産(著作権・肖像権・商標権・特許権等)を侵害するデータ、又はその恐れのあるデータを本システムにアップロードする行為
   (5) その他、前項の規程に反する、又は 本学の不利益に繋がる行為

第3条 管理者

本システムの管理者（以下、管理者）は、ビジネス・ブレークスルー大学教務室とし、管理・運用に必要な権限を有する。

第4条 利用者

本システムの利用者（以下、利用者）は、次の条件に該当した本大学の学生個人または管理者に許可された学内の組織でなければならない。

1. 本学学部学生
2. 本学の卒業生で在学中のメールアドレスの利用を希望する者
3. 科目履修生等で管理者が特に必要と認めた者
4. 秘書業務等の業務委託契約が交わされ、管轄する部署の長が必要と認めた者
5. 学内の組織・部署
6. 学内の組織が幹事などを務める学会や外部委員会
7. その他本学が認めた者

第5条 利用資格の停止など

本細則や他の学内規則・規程、法令等に反する行為、あるいは個人や組織の機密情報の漏えいが認められた場合など、管理者は利用資格の停止など必要な措置を行うことができる。機密情報とは、以下の内容を含む情報を指す。 

1. 学生・教職員及び本学の利害関係者の個人情報 
2. 外部に漏洩した場合、経営的、風評、学生・保護者に著しい悪影響を与える情報 
3. 情報が消失・欠損した場合に復元が困難である、金銭を要す等、関係者の不利益につながる情報

また、この場合、本学は利用者に生じた損害について責任を負わないものとする。

第6条 本システムにおける利用者の権利

利用者は本細則を遵守する限り、本システムの以下の機能を利用することができる。

1. メール
2. カレンダー
3. ドライブ（ドキュメント）
4. サイト
5. マップ
6. Google トーク/ハングアウト
7. Groups for Business
8. 連絡先
9. モバイル
10. Google+

第7条 メールアドレス利用に関する権利

1. メールアドレスの所有者は本学とし、メールアドレスの利用者は発行を受けたメールアドレスについて、本細則に定めた利用資格に該当し、利用目的や利用者の義務を遵守する限り占有して利用できる権利を有するものとする。

2. メールシステムの適正な利用のため、メールシステムの管理者は必要に応じてログ等の取得を行う。

3. メールアドレスは学内関係者のみが接続可能なシステム内において公開される。
また、事件捜査や裁判等のため公的機関から要請を受けた場合、メールアドレスは氏名，所属情報，送受信の履歴等とともに開示される場合がある。

第8条 機能や設定の変更・追加

1. 管理者は安全かつ適切な管理を目的に、必要に応じて機能や設定の変更を行う。
2. 本システムを良好な状態で運用するため、本学は、次に該当すると判断した場合、利用者に事前に通知することなく、本サービスを変更、又は一時的に中断できる。この場合に利用者に生じた損害について、本学は責任を負わないものとする。
   (1) 保守を定期的又は緊急に行う場合
   (2) サービスの運営に支障が生じると本学が判断した場合
   (3) 利用者のセキュリティを確保する必要が生じた場合
   (4) 災害発生時等、緊急と認められる場合
   (5) その他、運用・技術上、本サービスの一時的中断を必要と判断した場合 
3. 本学は、本システムの全部又は一部のサービスを終了できる。但し、サービス終了日時について、利用者へ事前に通知を行うものとする。

第9条 免責事項

1. 本システムは Google 社によって無償で提供されるものであり、本システムが稼働するサーバ等は Google 社によって管理・運営されるものである。このため。本学は本システムの恒常的な利用について責任を負わないものとする。 
2. 本システムに関わり、Google 社による提供サービスの中断・終了・変更や、障害等により利用者に生じた損害について、本学は責任を負わないものとする。 
3. 本システムに関わり、Google 社による提供サービスの終了について事前に通知がされた場合には、利用者へ適切に通知を行うこととする。 
4. 本システムの一部のサービスにおいて表示される広告等は、Google 社が提供しているものであり、その内容及び利用に伴う利害の発生について、本学は責任を負わないものとする。 
5. 本システムで提供するサービスの利用において、利用者間の紛争・苦情があった場合でも、本学は関与しないものとする。

第10条 著作権

本システムを利用して送受信される全ての情報(文章、データ、画像、音声、映像、ソフトウェア等)の著作権は、業務によるものを除き、情報を創作した著作者又は著作権者、その他正当な権利を有する者に帰属するものとする。

第11条 細則変更の通知

1. 本学が必要と判断した場合は、利用者に事前に通知することなく本細則の変更を行うことができる。 
2. 変更後の細則は掲載された時点で効力を生じるものとし、全ての利用者に適用される。

附 則

1. 本細則は、2014 年 3 月 13 日より制定施行する。